JJUC 2014 Spring に行った話

この前の日曜日に JJUC に一コマ行ってきた。ベルサール新宿。

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思い立ったのが前日の土曜かその前の金曜だった。なにかの発言でみかけたからだった気がする。無料で参加できる大きめのカンファレンスだったからというのが大きい。ただ、目に入っていなかったけれど、参加登録はしておかなければいけなかった。当日の受付カウンターで登録した。考えてみれば、どの言語でも人が増えてくれば参加入場の申し込み管理はあるので、計画性のなさがよくわかる。申し訳ありません。

ホールで発表を聞いていた。セッションの内容もあるけれど、それよりは人の多さに飲み込まれた。

なんというか、自分と距離が取れないとおかしなことになる。今はなんでもかんでも言いすぎてきた反動でものが言えないという気持ちはある*1。でも逆に、こんなに人が多いなかでも自分のことなんてきっと誰も知らない*2。その程度なんだなという感触があった。

なんとなく会社やその関係のなにかを日常的に見ていると、著名な人に続くのはPython関係が目立つ。界隈が狭いとは言ったもので、6次の隔たりどころか3次くらいで簡単にすべてつながってしまいそうな感覚がある。

ホールのことを思い出すと、自分は発表者のことをある程度知っているけれど発表者からはホールの一部の匿名の人として映るようにみえる。実際はハッシュタグからも参加登録者からも追えるし、そもそもTwitterなどでつながるのが醍醐味だ。ただ(自分もこうなれる!というと思いあがりなのだけど)「壇上に立っている人と自分は圧倒的に違う存在で、雲の上の存在で、絶対に手の届かない、別の世界に住んでいる人」とは、さすがに思わなくなってきた。

帰り道に新宿公園を通って帰った。晴れていて湿度も高くない、そろそろ夕焼けという頃合いで、カップルが何組かデートしていた。都庁のすぐとなりだし、いい日だったと思う。

*1:あとは具体的に示せるものが一つもないのにエモいことばかり言い続けるのは、なんかダメだなって思ってる

*2:なにを言っても影響力がありすぎてしまうというのは、かつては羨ましかったと思うけれど、それはそれでけっこう面倒そうな気がする